矢臼別平和資料館
 Yausubetu Peace Museum

矢臼別平和資料館について

  矢臼別平和資料館は2019年6月15日に開館しました。 この資料館は、自衛隊演習場の中でも日本最大規模の矢臼別演習場の中に位置する民有地に建てられました。
演習場にしたい国側による土地の買収を拒否し、この土地で生涯を生きた故川瀬氾二氏が守り抜いた土地です。現在この土地は一般社団法人ピース矢臼別に所有を移しています。
夏には、矢臼別平和盆おどり大会の会場になり、今年は第55回矢臼別平和盆おどり大会が開催され大勢の方が日本各地より集まりました。
演習場の中は毎日戦車・装甲車が唸りを上げて走りまわっています。当たり前のように毎年日米合同訓練と銘打って行われる演習。 自衛隊演習場の発弾地および着弾地が近く、自衛隊の実弾演習などの監視行動はここで続けられています。 矢臼別演習場は国の軍事演習の拠点にもなっている場所で、戦争に備える軍事演習に対して継続的に反対運動をしています。

私たちが長く平和活動している中で、様々な資料が個人保管になっている現状がありました。 それを資料館に集め、管理・保管するとともに、その資料を多くの人の目に触れられるようにし、矢臼別の平和運動の歴史を後世に伝え、今後の平和運動をさらに力強く発展させるべく、資料館を建設しました。趣旨に賛同して頂いた多くの皆様の寄付に心より感謝申し上げます。


資料館まで来て、はじめて解る矢臼別

百聞は一見にしかず、この地を歩いて、26才の若き開拓者、川瀬氾二氏が見た空、 原野をわたる風をご自分の肌で感じ取って下さい。
 戦後入植わずか10年、自衛隊に札ビラで買いたたかれていく、開拓地をどんな気持ちで見つめていたか、この地に立つことによって想いを共有することができるでしょう!
 資料館には数多くの貴重な資料が蓄えられています。ゆっくり時間をとって当時の新 聞記事、写真パネル、論文と向きあって下さい。

 オープン以来、若い世代の来館が目立って多くなりました。戦争か平和か!自然破壊か自然保護か!の問いかけは、これからの未来を生きる彼等にとって最重要の大問題だからです。
 当館を管理・運営している矢臼別平和資料館を「育てる会」は、若い世代と学び合って「育っていく」ことを願っています。

 11月から4月いっぱいまで冬期休館に入ります。この間、資料を整え、展示を充実させる仕事に全力を尽くします。また資料館で再会しましょう。

施設情報